シビア

ズッコケ中年三人組

小学生のころ読んだズッコケ三人組の続編。あらすじは
 「中年」の3人が住む06年の街は不況の波を受け、40歳前後の3人は家庭や仕事に悩みを持つ。やんちゃなハチベエはコンビニを経営する一方、スナックのママに熱を上げる。おっとり型のモーちゃんは勤務先が倒産してビデオ店でアルバイト中。理屈屋のハカセは教師になったが、学級崩壊状態だ。そこに小6時代に対決した窃盗犯が再び現れて――。

…切ない。

しかし、作者の那須さんは「読者も30〜40代となり、社会のしがらみの中で生きている。でも、3人は昔のような活躍を見せる。様々な挑戦をした少年時代を思い出し、日々の活力にしてほしい」と言っているのできっと爽快な活躍を見せてくれるに違いない。また10年後には50歳になった熟年三人組を書きたいと言っておられるのですが僕としては「晩年三人組」と称して小6時代に対決した窃盗団とゲートボール対決とかしてほしい。